みなさん、こんにちは。
みなさんは食事をするとき何をしていますか?テレビ、Youtubeなど様々な選択肢があると思います。
私は食事中は音楽を聞き、テレビや動画は見ない暮らしをしています。
ここでは食事に音楽を添えることの良さを書いていきたいと思います。
食べることに集中する幸せ
目の前にある食事を味わう。
幸せとはこのことを言うのだろう。
美味しいものを食べるのって幸せですよね。
音楽は食べる幸せをよりしっかりと感じとる手助けをしてくれます。
私はテレビを持っていないので、かつてはYoutubeを見ながら食事をしていたのですが、なんとなく食事が流れ作業のようになっている感覚がありました。そこで音楽を聴きながら食事するよう変えてみたのですが、これがなかなか良いです。
まずは食事を味わうことに集中しやすくなり、美味しいものをしっかりと美味しいと感じることができるため幸福感の高い時間を過ごすことができます。また、食べるのがゆっくりになり食べ過ぎがなくなる、満足感のある食事ができて間食が減る、といった良い変化がありました。
この感覚について少し調べてみたところ、実際に「マインドフルイーティング」という食事をしながら行う瞑想の方法がありました。何もせず、ただ食事を味わうことだけに集中し、それと同時に自己観察するマインドフルネスの方法です。
マインドフルネスの効果については15万部を超えるベストセラー「最高の体調」に以下のように書かれています。
なかでも信頼性が高いのは、ジョンズ・ホプキンス大学のメタ分析でしょう。過去に行われたマインドフルネス実験から質が高い47件をまとめ、「マインドフルネス瞑想を実践すれば、不安、鬱、慢性痛がほぼ確実に減る」という結論を出した研究です。
鈴木祐,「最高の体調」,発行:クロスメディア・パブリッシング、発売:インプレス,2018年8月,228-229ページ
また、日本予防医学協会のページでは以下のようにマインドフルイーティングのメリットが紹介されていました。
減量効果、生活習慣病の予防が期待できる
しっかり噛むことで、通常より少ない量でも満足感を得やすく食べ過ぎを予防できます。集中力アップ
食事に集中することで、余計なことにとらわれず、今この瞬間に深く集中できるようになります。幸福度が上がる
日本予防医学協会,食べる瞑想「マインドフル・イーティング」 | 健康づくりかわら版https://www.jpm1960.org/kawara/05/202311-mindful-eating.html
食べる幸せをかみしめ、食べ物に感謝し「味わう」ごとに幸福感に包まれます。「ただ空腹を満たすだけの食事から、充実した時間」へと変化します。
筆者最終閲覧日2024年2月25日
特に自宅でひとりのときは多いですが、なにも音がしないと何だか落ち着かないので、映像視聴でも無音でもない、音楽がマインドフルネスな時間にちょうど良いと感じています。
食事に合わせる音楽
私が食事中に聞く音楽は海外のジャズかインディーズ/オルタナティブを聞いています。
私は英語を喋れたりはしないので、英語の音楽にすることで歌詞に思考を持っていかれないようにし、食事に集中しやすい雰囲気を作っています。
実際に食事中に流している音楽の一例を紹介したいと思います。
まずは夕食時のジャズ。
サックス奏者ジョン・コルトレーンの「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ」。温もりを感じる優しい曲調で、食事と共に、朝から頑張ってきた心と体に沁みます。
次は朝食時のインディーズ/オルタナティブ。
Goth Babeの「Sometimes」という曲は、独特の浮遊感とちょうど良いテンポの曲調が気持ちいいです。カフェモーニングのような気分で1日を始められます。
終わりに
ただ目の前にある物に集中し味わう時間。
私は自宅で過ごす食事の時間をとても幸せに感じています。
現代人は忙しく、さらにテレビやスマホで様々な娯楽を手軽に楽しむことができるため、食事を流れ作業のように済ませてしまうことが増えているように思います。ですが食事には多くの暮らしの豊かさが詰まっています。時にはゆっくりと食事を味わうことに集中してみるのも良いかもしれませんね。
これからも多くの人がもっと豊かに、昨日よりも穏やかな心で、日々を過ごせることを祈っています。
Yasu