みなさん、こんにちは。
ここでは私がミニマリストとして物を減らしていく中で、これは物を手放す前に確認しておくべきだったなと感じたことを書きたいと思います。
物を手放してミニマリストになりたい
物が少ないミニマリストって幸せなの?
物を減らしてみたけど、なんだかうまくいってる感じがしない
上記のように感じている方の参考になればと思います。
それでは早速いきましょう!
物を手放す前に確認すべきこと
物を手放す前に確認すべきこと。
それは「自分の理想の暮らし」です。
色々な考え方があると思いますが、自身が経験してきた感覚も踏まえ、私は「自分の理想の暮らし」にあるものは手放さないほうが良いと考えています。
私の具体的な失敗談を1つ挙げると、私は「自分の理想の暮らし」の中に「料理」があるのですが、ミニマリストとして3食の献立を固定して毎日同じものを食べるようにしたところ、確かに家事の負担や献立を考える手間は減ったのですが、自分の「好き」「幸せ」を手放してしまったため、味気のない暮らしにストレスを感じてしまいました。
上記の例のように自分の「好き」「幸せ」まで手放してしまわぬよう、物や手間暇を手放す前に「自分の理想の暮らし」と向き合うことをおすすめしたいと思います。
「自分の理想の暮らし」の確認方法
実際に「自分の理想の暮らし」を確認する方法について、「なにおれ」さんという方の以下のKindle本がとても参考になります。
大きな紙に向かって、心に温かい明かりを灯すような、そんな穏やかな気持ちで「あぁこんな暮らしだったら幸せだなぁ」「これって何だか好きでワクワクするなぁ」と、ひたすら想像しながら単語やイメージを書き出していくと、現時点での「自分の理想の暮らし」が見えてきます。
上記は実際に私が作業したもので、作業を終えるまで合計で10日ほどかかったでしょうか。
時間はかかりますが、この作業をすると何を所有し、何を手放すべきか分かってきます。
コンビニのコピー機で大きなA3サイズの白紙が10円で印刷できるので、それを使って作業するのが手っ取り早いかなと思います。
「ミニマリスト」と「理想の暮らし」の関係
上記の作業で見えてくる「自分の理想の暮らし」と「ミニマリスト」の関係を整理しておくと物を手放すのが楽になります。
私は「ミニマリスト」は「自分の理想の暮らし」を実現するための手段だと考えています。
「自分の理想の暮らし」にあるものは残し、ないものはミニマル化する。すると「自分の理想の暮らし」にあるものに割けるスペースや時間、手間暇が増えていきます。
私の事例ですが、私はケトル、トースター、コーヒーメーカー、炊飯器などの調理家電は持っていません(理想の暮らしにない物のミニマル化)。その分、キッチンに天然木サイドボードやアートを置いて、シンプルで整った空間を作っています(理想の暮らしにある物は残す)。
このように「自分の理想の暮らし」に基づいて、物や手間暇を取捨選択することで暮らしに濃淡がつき、暮らしの豊かさが増していきます。
「ミニマリスト」という手段を使って「自分の理想の暮らし」にないことをどんどん削り落としていきましょう。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
ミニマリストは自由で幸せなイメージがあるかもしれませんが、ミニマリストだから幸せというわけではありません。幸せになるためにミニマリストになるから暮らしをよりよくしていくことができると思います。
そのためにもまずは自分の幸せ、すなわち、自分の理想の暮らしを明確にする必要があると考えています。
多くの人がもっと豊かに、昨日よりも穏やかな心で、日々を過ごせることを祈っています。